貸切バスのチャーター費用の相場となるべく安く手配するコツ

バスのチャーター費用の相場はどれぐらい？

団体旅行や遠足、研修などで貸切バスをチャーターしたいと考えている人は、一体どれぐらいの費用がかかるのか気になると思います。

貸切バスは、平成26年4月より新しい運賃・料金制度がスタートし、安心してバスを利用できるように安全対策のコストを考慮したものに変更されました。

バスをチャーターする際の費用は、基本的にはバスを走らせた「時間」と「距離」で算出されます。そのため、どこのバス会社でも料金に大きな差が出ることはほとんどなく、各バス会社のサービスやオプションによって多少の差が出てくるといった感じでしょう。

ここでは、国交省により定められている運賃制度をもとに算出した、東京発日帰りバス旅行（平日昼間往復で10時間・250kmまでの走行）の概算を紹介します。

• 乗車人数目安45名の大型バスで「83,100～119,300円」
• 27名の中型バスで「69,900～102,300円」
• 25名の小型バスで「58,500～85,600円」
• 20名のマイクロバスで「58,500～85,600円」

あくまで目安の料金なので、バスを借りる時期や運行時間などで料金が大きく変動する可能性もあります。

バスのチャーター費用をなるべく安く抑えるコツ

バスをチャーターした料金を乗車人数で割れば、一人当たりの交通費が安く済むこともあります。とは言え、なるべく安くバスをチャーターできるならそれに越したことはありませんよね。

バス会社には、貸切バスの予約が増える繁忙期があるので、繁忙期を避けることで費用を抑えられるかもしれません。

バス会社の繁忙期は、4月中旬～6月上旬と7月下旬～11月です。特に、ゴールデンウィークや夏休みはどこのバス会社も忙しいので、バスのチャーター費用が高くつく可能性があります。

また、バスの種類でも料金が違ってきます。トイレの有無や設備の多さなど、企画しているイベントに合わせてバス種類を選びましょう。便利な設備が多く備わっているバスは、普通のバスよりも料金が高く設定されていることが多いです。