筑波山、牛久大仏、偕楽園など。茨城県の貸切バスツアーにお勧めな目的地、観光地
- 2018.09.03
- 貸切バスツアーにお勧め観光コース
- 茨城県, 観光地
東京からバスで2〜3時間と、お気軽に行ける上に自然や史跡、グルメにアートなど見どころいっぱいの茨城県は、バスツアーに人気の観光地がたくさんあります。
ここでは、茨城でバスツアーに人気の目的地をご紹介します。
筑波山
「紫峰」の別称を持つ筑波山は、関東を代表する「西の富士、東の筑波」と言われるほどの名山です。
標高は887mの女体山と871mの男体山から成ります。富士山より標高が低いので登山ファンにも気軽に挑戦できる山として人気です。
四季折々の絶景はもちろん、古くから信仰の対象であり、昨今ではパワースポットとして足を運ぶ人も増えています。
様々な顔を持つ筑波山の名所をご紹介します。
筑波山ロープウェイ
筑波山のシンボルとも言える筑波山ロープウェイは、つつじヶ丘駅と女体山駅の間を6分で移動します。
窓から見下ろす関東平野の絶景は、多くのファンを惹きつけます。
天気が良ければ東京スカイツリーが見えることもあります。
山頂からは360°のパノラマの景色が広がっています。
毎年10月から2月末までの土日祝は、夜の空中散歩スターダストクルージングがオープン。見下ろす夜景に空には満点の星空と、デートコースには最高のシチュエーションです。
筑波山ケーブルカー
筑波山の男体山頂へと登るのが、筑波山ケーブルカーです。
中腹の筑波山神社近くにある宮脇駅から、筑波山頂駅まで全長1634mを8分で昇ります。
赤い車体の「もみじ」、緑の車体の「わかば」があり、色でも目を楽しませてくれます。
自転車くらいの速度で、ゆっくりとカーブする線路を登る筑波山ケーブルカーは、窓から見える景色が何よりのアトラクション。
四季それぞれの植物が織りなす山の色合いを楽しみましょう。
ロープウェイでは東京までの広い風景や夜景を眺望するのに、ケーブルカーは身近な自然を眺めるのに向いています。お好みでどちらもトライしてみることをお勧めします。
パワースポット
山じたいが御神体である筑波山は、日本有数のパワースポットでもあります。
山の自然の中に点在する特に有名な寺社や名所のパワースポットについてご紹介します。
筑波山神社
山上本殿は筑波山の中腹にあり、筑波男大神(伊弉諾尊・いざなみのみこと)、筑波女大神(伊弉冊尊・いざなみのみこと)を祀る由緒ある神社です。
筑波山が男体山、女体山の二山を擁することから、日本神話の伝説を結びつき夫婦の神として祀られ、縁結びのご利益があるとされています。
筑波山ガマ石
女体山から御幸ヶ原方面に下ったところにある「ガマ石」も有名なパワースポットです。
ひと目見てわかるように、大きなガマガエルが口を開けているように見えますね。
有名な筑波山名物「ガマの油売り」の口上は、このガマ石の前で着想したと言われています。
開いた口の中に小石を投げて入ると金運が上がるそうですよ!
8月の「筑波山ガマ祭り」では、ガマの油売りの実演も行われ、多くの観光客が訪れます。
がまレースでは観客も参加して、カエルのかぶりものをして筑波山の門前通りを一気に駆けあがります!まさに奇石をテーマに開かれる奇跡の奇祭!
このお祭りに合わせてバスツアーを組むのもいいですね。
牛久阿弥陀大仏
牛久大仏は、青銅製立像としては世界一の高さを誇り、ギネス認定もされている120メートルの大仏像です。
天気のいい日には、東京スカイツリーの展望台からも確認できるほどの巨大さで、見る物を圧倒する迫力があります。
敷地内には、鎌倉時代から伝わる伝統的な日本庭園があり、大きな池には鯉が泳いでいます。
大仏は外側から見物するだけでなく、内部(胎内)に入ることができます。
1~5階の各階は、それぞれ異なる仏教の世界観がテーマにされており、2階の「念仏の間」では、先生の指導のもと書き初めが、「知恩報徳の世界」では200円で写経体験ができます。
3~5階はまばゆい程の金色で彩られ、パネルでお釈迦様と仏教についての説明もされているので、神秘的な雰囲気の中で、仏教の歴史と思想を学ぶことができます。
大仏様の胸部に当たる、地上85メートルの展望台からは四方を見渡す事ができ、より一層仏像の大きさを実感できるでしょう。
8月の万燈会(まんとうえ)では、無数の灯篭が灯され、ライトアップされた大仏像を囲む、幻想的な景色が楽しめます。
大仏像の背後には「りすとうさぎの小動物公園」があり、ウサギ、リス、ヤギ、サルなど様々な動物との触れ合いも楽しめ、お子様から大人まで癒されること間違いなしです。
放し飼いにされている動物へのエサやり体験の他に、おサルさんの曲芸ショーも上演されています。
敷地内に無料の駐車場があり、駐車可能台数も820台分とかなりの広さがありますので、大人数での大型貸切バス利用も問題ありません。
開園時間
3月~9月
平日 9:30~17:00
土日祝日 9:30~17:30
10月~2月
平日 9:30~16:30
土日祝日 9:30~16:30
(受付終了時間は閉園の30分前)
閉園日:年中無休
料金
団体料金 (大仏像内含むすべての拝観)
大人(中学生以上) 700円
子供(小学生まで) 200円
庭園・小動物公園のみ
大人(中学生以上) 400円
子供(小学生まで) 200円
袋田の滝
日本三名瀑のひとつである袋田の滝は、夏は新緑、秋には紅葉の木々に挟まれながら、4つの段々となって流れる滝です。
袋田の滝が特徴的であるのはその幅で、最も広い部分では73メートルにもなるダイナミックな滝です。
冬には凍結して氷瀑となる年もありますので、運が良ければ完全に凍り付いた袋田の滝を間近で見ることができるかも知れませんね。
ゴツゴツとした岩の上を、幾筋もの白糸の束のように滑り落ちる水の流れは、荒々しさと繊細さを併せ持った自然の芸術と言えます。
観瀑台までのトンネルはイルミネーションが施されており、途中のつり橋からは滝を横から観察することができます。
新観瀑台までのエレベーターには、一度に最大18名が乗車できます。
車椅子の貸し出しも無料で行っています。(要問い合わせ)
貸切バスを停められる駐車場は複数あります。専用の駐車場は用意されていません。
無料で利用できる駐車場は、以下の2つです。
- 袋田滝本町営第一無料駐車場
- 袋田滝本町営第二無料駐車場
第一駐車場は滝まで1.25km(徒歩約15分)で、駐車可能な台数はそれ程多くありません。
第二駐車場は第一よりも、わずかに滝までの距離がありますが、広さがあります。
これらの駐車場から滝までの道のりは、並木道が続く川沿いで景色も良く、歩いていて退屈することはないと思いますが、滝からの近さを優先するのであれば、有料駐車場を利用すると良いでしょう。
貸切バスで利用できる最も近い駐車場は、滝まで徒歩約5分の「滝本屋本店」です。
しかも、お店で買い物か食事をすれば無料で利用することができます。
「新滝」も、同じく滝まで徒歩約5分、買い物か食事の利用で駐車場代は無料になります。
「滝の駐車場 根本」は滝まで徒歩約8分、利用料金は500円ですが、以上の2件よりも広く、観光シーズンでも比較的、すんなりと利用できる可能性が高いです。
住所
茨城県久慈郡大子町袋田3-19
営業時間
5月~10月
8:00~18:00
11月~4月
9:00~17:00
定休日
年中無休
電話
029-572-4036
利用料金
30名以上の団体
大人(中学生を除く15歳以上) 250円
子供(中学生以下) 100円
牛久シャトーカミヤ
シャトーカミヤは、明治36年(1903年)に神谷傳兵衛という人が創立した、日本で最初のワイン醸造場です。
「シャトー」はフランス語で城を意味すると同時に、優秀なワイン醸造場にのみ与えられる称号でもあります。
その名のとおり、牛久シャトー内の建造物は20世紀の西洋のお城そのもののようです。
園内には葡萄畑を中心に、レストラン、バーベキューガーデン、資料館、土産店などが並んでおり、竹林や銀杏並木を散策しながら、ワインとふれあうことができます。
お盆過ぎから11月には、実った葡萄の香りを感じながら園内をぐるりとお散歩するだけでも、秋の風情が感じられるでしょう。
フレンチレストラン「キャノン」では、ご予算に合わせて4つのコース料理から選べます。
レストランは、実際に使用されていたワイン貯蔵庫を改装した赤レンガ造りの瀟洒な建物で、国の重要文化財にも指定されています。
スーベニアショップでは牛久ワイナリーのオリジナル商品のほかに、地ビールやお菓子など、地元の名産品も販売されています。
緑豊かで開放的な園内を巡りながら、ワイン文化を肌で感じられる牛久シャトーは、お酒好きな方はもちろん、そうでない方でも十分に楽しめそうです。
住所
茨城県牛久市中央3-20-1
営業時間
10:00~21:00(施設により営業時間が異なる場合があるので要確認)
定休日
年末年始
電話
029-873-3151
駐車場
園内東門前駐車場、大型貸切バスの駐車は無料
水戸・偕楽園
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並び、日本の三名園と呼ばれるうちの一つ、水戸の偕楽園。
約13ヘクタールの広大な敷地の園内にはツツジ、ハギ、梅などの花々が競うように咲いています。
年間を通して様々なイベントが開催されており、季節ごとに違った姿で、訪れる人々を楽しませてくれます。
偕楽園では植物によって「陰」と「陽」の世界観が表現されており、華やかな花々は「陽」、青々しく物静かな孟宗(もうそう)竹林や杉林は「陰」の世界を表しています。
偕楽園が日本で最も優れた庭園の一つと称されるようになった理由には、梅の品種が豊富であることが含まれます。
2月下旬~3月末の梅まつりでは、一斉に咲き誇った約3000本、100種以上の梅を眺めながら、広場でのピクニックや散策を楽しめます。
12月下旬から咲き始める種や、3月下旬まで咲いている種もあるので、梅まつり期間以外でも、多種多様な梅を観察できます。
同じ「梅」でも、種によって木の枝ぶりや花弁の色形、そして香りも異なるので、じっくりと違いを探してみるのも、偕楽園の楽しみ方の一つでしょう。
11月のもみじ谷では、燃えるような紅葉がライトアップされ、夜の闇に浮かび上がります。
日々の雑踏を忘れ、植物に囲まれてゆっくりとした時間を過ごすには、偕楽園を訪れてみるのがおすすめです。
東門脇の見晴亭と偕楽園公園センターにて、コインロッカーが用意されていますので、貸切バス車内に貴重品を置いていけない場合も、荷物を預けて身軽に園内散策ができます。
コインロッカー利用料金
見晴亭
小型100円 大型300円
偕楽園公園センター
小型無料 大型のロッカーはありません。
車椅子の貸し出しは無料です。
貸切バスが停められる駐車場は、敷地内に複数用意されています。
無料駐車場
好文亭表門駐車場
小型・マイクロバスの駐車スペースが6台分あります。
※通常は無料ですが、梅まつり期間中(2月20日~3月31日)は有料になります。
また、梅まつり期間内は混み合うため、事前の問い合わせが必要です。
電話
水戸観光協会
029-224-0441
有料駐車場
千波公園西側駐車場
通常は大型バスの駐車スペースが17台分、梅祭り期間中は30台分になります。
電話
029-241-1251
偕楽園下駐車場
小型・マイクロバス、大型バスが駐車可能ですが、普通車のスペースに停めるかたちになります。
普通車の駐車スペースは140台分です。
電話
029-233-0238
常盤神社駐車場
小型・マイクロバスのみ駐車可能ですが、こちらも普通車スペースへの駐車になります。
普通車の駐車スペースは70台分です。
電話
029-226-0560
開園時間
偕楽園本園
2月20日~9月30日
6:00~19:00
10月1日~2月19日
7:00~18:00
本園を除く区域:24時間
電話
029-244-5454
好文亭開館時間
2月20日~9月30日
9:00~15:00
10月1日~2月19日
9:00~16:30
好文亭入館料
20名以上の団体
大人(中学生を除く15歳以上)
150円
子供(中学生以下)
80円
シルバー(70歳以上)
100円
アクアワールド大洗水族館
太平洋に隣接するアクアワールド大洗水族館は、65の水槽に約580種68,000点の海洋生物を展示している、日本有数の大型水族館です。
茨城県や近県の小中学校では遠足の定番スポットとなっているので、大型貸切バスでの来場も問題ありません。施設に隣接する駐車場の利用は無料です。
入館者は年間100万人を超え、リピーターも数多い水族館では、大規模な展示だけではなく、毎日行われるイルカ・アシカショーや餌付け体験、探検ツアーなど様々なイベントが行われ、訪れる人を飽きさせません。
シンボルマークにもなっているサメの飼育には特に力を入れていて、全長3メートルのシロワニから珍しい小型サメまで、現在54種が展示されており、サメの飼育数は日本一です。
約170席が用意されているフードコートでは、新鮮な海の幸をはじめ洋食、中華、お弁当やデザートの店舗もあり、晴れた日には屋外のテラス席から太平洋を一望しながら食事を楽しめます。
フードコートの入り口には海産物の販売店があり、大洗産の干物、釜揚げシラスやハマグリなどのお土産品を購入できます。アサリやイカの入った「これだっぺ」というかまぼこは一番の人気商品です。
アクアワールド大洗水族館では、20名以上の団体に割引料金が適用されます。
大人料金は通常1,850円から1,440円に、小中学生は通常930円から720円に減額されますが、春休み、夏休み、冬休み期間中は除外期間となるので確認が必要です。
住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
営業時間
9:00~17:00(最終入館16:00)
電話
029-267-5151
定休日
2019年6月24日~6月25日
2019年12月2日~12月6日
年末年始も営業
入場料金(20名以下の個人料金)
大人 1,850円
小中学生 930円 土曜料金 460円
幼児(3歳以上)310円 土曜料金 150円
幼児(2歳以下)無料
※春休み、夏休み、冬休み期間中は中学生以下の土曜料金割引の除外期間中です。
アクアワールド大洗水族館
http://www.aquaworld-oarai.com/
竜神大吊橋
竜神大吊橋は、竜神峡に架かる全長375メートルの、日本最大級の大吊橋です。
竜神川の浸食作用によって作られた竜神峡は、竜が棲んでいるという伝説があるのも納得の壮大な大自然です。
水に削られゴツゴツとした岩肌を覆う木々は、紅葉シーズンには鮮やかに染まり、毎年多くの観光客を集めています。
4月中旬から5月中旬には、渓谷を跨いで無数の鯉のぼりが飾られます。新緑の山々の間を色とりどりの鯉のぼりたちがはためく光景は大迫力です。
渓谷の山並みとダムの輝く湖面を眺めながら、ゆっくりと吊橋を渡るのも良いですが、高い所に自信のある方にはぜひ挑戦していただきたいアクティビティがあります。
大吊橋のダム湖からの高さは最大100メートルにもなり、その高さから、バンジージャンプの名所としても知られています。遥か下に横たわる湖面に、思わず後ずさりしてしまいそうですが、それだけ跳んだあとの爽快感もありそうですね。
住所
茨城県常陸太田市天下野町2133-6
電話
029-487-0375
営業時間
8:00~17:00(最終受付16:40)
料金
個人
大人 310円
小中学生 210
団体(30名以上)
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